ずっとお城で暮らしてる

趣味にまつわる記録簿です。小説の感想がほとんどです。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2020年の本棚

2020年も終わりですね。今年は外に出ることが例年以上に少なく、その分、読書が多少捗りました。 今年はあっという間に過ぎ去ってしまったという印象がある一方、今年初めて読んだ本を確認すると「やがて海へと届く」で、あれ、これ読んだの今年か、随分遠い…

『いまからあなたはタオルじゃなくて、ぞうきんよ』

桜庭一樹さんの「赤×ピンク」を読みました。年末年始は働いてるので、謎の読書欲が爆発しなければ、多分今年最後の本です。 やっぱ桜庭さんって天才だなと思いました。桜庭さんの人間性?について、私はよく知らないので完全なイメージですけど、桜庭さんの…

「弱い羊のままのぼくで荒野を駆ける。」

凪良ゆう先生の「滅びの前のシャングリラ」発売に絡んで、オンライントークショーなるものがありましたので、参加しました。 本来なら多分東京の書店などで開催するようなものがオンラインでやって下さるとのことで、こういう点ではオンライン文化が浸透して…

ひとりだけど、ひとりぼっちじゃない

重めのお話ばっかり読んでると、たまには何も考えずに読める作品が欲しくなります。 半年ほど前、「森があふれる」の解釈でヘロヘロになってた時に、まさしく欲しくなりました。それでとある友人からオススメを頂いたのが「孤宿の人」です。 いや、宮部みゆ…